■関連イベント

1 担当学芸員によるミニ紙芝居+フロアレクチャー
日時:隔週土曜14:00〜14:30(7/17、7/31、8/14、8/28、9/25) 
※入館無料、申込不要


2 いつもそばにいてくれた
〜ゲゲゲの女房・武良布枝さんの証言映像上映と関連トークイベント〜


開催日時 2010年9月11日(土) 14:00〜15:30(13:00開場)
会場 千代田区民ホール(千代田区役所1階)
定員100名(事前申込制)
参加費 無料
申込方法 お電話にてお申し込みください(tel 03-3234-7821)
      満員御礼につき、申し込みは締め切りました

*トークイベント終了後、しょうけい館にて企画展・常設展の展示解説を行ないます(16:00〜16:30)

今、話題の漫画家水木しげる(本名 武良茂)さんは、戦傷病者のお一人として現在もご活躍中です。
当館では、平成17(2005)年に茂さん・布枝さんご夫妻の証言映像を収録し、1階展示コーナーで上映してまいりました。
今回、夏の企画展「昭和の夫婦〜“戦傷病者の妻”が生きた時代〜」開催にあたり、未公開部分から結婚後の生活についてのインタビューを再編集しました。映像上映とあわせて、茂さん・布枝さんご夫妻にゆかりのある方々をお招きし、それぞれの立場からご夫妻とのエピソードについてお話しいただきます。

チラシダウンロード(892KB)

 

《パネリスト紹介》(敬称略)
飯塚 頼寿(布枝さんの甥/安来市立島田小学校 教頭)
鈴木 宏昌(実業之日本社 総合メディアプロデューサー 編集委員/武良布枝『ゲゲゲの女房』編集担当)
大内 雅人(しょうけい館 学芸員/夏の企画展「昭和の夫婦〜“戦傷病者の妻”が生きた時代〜」担当)

 

主催
しょうけい館

後援
千代田区・千代田区教育委員会

協力
水木プロダクション 実業之日本社 水木しげる記念館 安来市観光協会 
飯塚藤兵衛 野口さとこ(敬称略)



3 しょうけい館&千代田図書館連携展示
「戦傷病者・水木しげるさんの人生」

日時:平成22(2010)年7月26日(月)〜9月25日(土)
場所:千代田図書館 展示ウォール(千代田区役所9階)
休館日:8月22日(日)
時間:月〜金 10:00〜22:00/土 10:00〜19:00/日・祝 10:00〜17:00
(7・8月は日曜・祝日は19:00まで開館)
※入館無料

 

しょうけい館&千代田図書館連携展示
千代田図書館 展示ウォール(千代田区役所 9階)

 

1 戦傷病者・水木しげるさんの人生

・・・内地に帰ると、お父さんは、おじいちゃんやおばあちゃんのショックを和らげるため手のない絵をかいてはがきで知らせた。すると、おじいちゃんが、米子の駅にまっていて、手をみると、「ええっ、えらい短いなあ」と、さわってみて、「あっ」とおどろき、「せめてこのぐらいあったらなあ」といっていた。おばあちゃんは、片手になったらどれだけ不自由になるかというので、一週間前から片手で生活していた。おじいちゃん、すなわち、お父ちゃんの兄弟たちは、「あれは昔から横着で、なんでも片手でやっていたから、一本になっても同じことだろう」といっていた・・・
水木しげる『娘に語るお父さんの戦記』(河出書房新社、1995)
 

2 戦傷病者の体験記:
渡辺謹一『両足を失った記録』と写真パネル展示

渡辺謹一さんは、昭和18年1月4日、中国にて受傷し両足切断という重傷を負いました。写真と当時の想いを書き留めた記録から、戦傷病者が療養中どのような気持ちだったか、読み取ってください。
写真「いざ、立ち上がらん」
昭和十九年夏
東京第三陸軍病院にて
静岡県 渡辺 みさほ
 
 

■MAP