夏の企画展が始まりました 

 平成29年7月19日(水)~9月10日(日)まで、夏の企画展「戦傷病者の労苦(いたみ)のそばで‐“白衣の天使”と呼ばれた従軍看護婦たち‐」を開催しています。(詳細はこちら)本展では、元従軍看護婦の方から寄贈された資料や、戦傷病者がみた彼女たちの姿を伝える資料、そして個々の体験をもとに、“白衣の天使”と呼ばれた女性たちが従軍看護婦として戦傷病者と共に戦中・戦後に刻んだ歩みを紹介しています。また、しょうけい館が収録した6人の元従軍看護婦の方の証言映像も会期中毎日上映していますので、ぜひご覧ください。

企画展関連図書のご案内 

 1階図書閲覧室には、企画展関連図書を配架しています。今回は、その中から3冊の体験記を紹介します。


『道-従軍救護看護婦の記録-』

日本赤十字社宮城県支部の救護看護婦たちの体験記をまとめたもの。関連イベント「元従軍看護婦による戦争体験講話」の講話者である桜井さんの体験記も収録。

陸軍看護婦』

昭和18年から久留米、中国の陸軍病院で働き、終戦後も収容所で看護活動にあたった元陸軍看護婦の体験記。

『ひめゆり看護隊の記録 ‐のどかな時代の戦前から沖縄戦へ‐』

ひめゆり部隊の一人だった著者が、病院壕での壮絶な体験や、戦闘に巻き込まれて亡くなった学友への思いを綴った一冊。




 この3冊の他にも多数の企画展関連図書を配架していますので、図書閲覧室にてぜひご覧ください。

Related Contents

2017年