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第150号 2017年3月24日号

「戦中・戦後の労苦を伝える戦後世代の語り部育成事業」第六回講義の開催

 

 2017年3月11日(土)の語り部育成研修は、昭和館において「証言映像〜内容紹介〜」と題して、前半は証言映像の当館学芸員による講義を行い、後半は当館において証言映像を上映しました。
 2月の講義、「証言映像〜収録の経緯と現状〜」に続き、今回は具体的に、戦傷病者の受傷部位別、創別(銃創、爆創等)、病別にみる労苦の種類、身体の切断部位の違いによる戦中・戦後の労苦の違い、補助具(義眼・義足・義手)の種類と、それによる生活上の労苦について説明しました。
 後半は当館に移り、証言映像が検索・視聴できる情報端末の紹介をした後、シアターで3本の受傷部位別(視覚・聴覚・上肢)に分けた映像を上映しました。
 終了後の研修生のアンケートでは、受傷し両眼を失明しながらも、福祉活動に尽力した方の精神的な強さや、仕事をするにあたり装着していた義手を退職と同時に外せるということが、「私にとっての解放感」という言葉に考えさせられた、という感想がありました。
 また、戦傷病者の証言映像を通して、どのように語り継ぐことが出来るのか、研修生の方それぞれに考えるところもあったようです。
 

 


講義風景
(於昭和館)


証言映像説明・上映風景
(於しょうけい館)