戦傷病者は人生のさまざまな局面で多様な作品を残しています。本展では、当館所蔵の資料を中心に戦傷病者の作品を紹介します。各々の戦傷病者が自身のハンディを抱えながら作り上げた作品の数々…。
 両眼失明の方が高齢になり、自身の心情を揮(ふる)った書。左腕に機能障害を負った方が戦争体験の想いを込めて彫った仏像。隔離生活を余儀なくされた方が道具の無いなかで作り上げたトランク等、そこには戦中・戦後に体験したさまざまな〝想い〟が込められています。
 戦地へ赴き、受傷や発症によってその後の人生が大きく変えられてしまった戦傷病者の作品を通して、戦中・戦後の労苦を乗り越えようとした〝想い〟を感じ取ってください。

チラシをダウンロード

無断転載はご遠慮下さい。

会期: 平成31(2019)年3月12日(火)~5月6日(月)
会場: しょうけい館1階
入場料: 無 料
開館時間: 10:00〜17:30(入館は17:00まで)
休館日: 毎週月曜日(4月29日(月)、5月6日(月)は開館)
協力: 古河歴史博物館

関連イベント

【フロアレクチャー】
学芸員が企画展の展示解説をします。
日時: 3月24日(日)、4月7日(日)、5月5日(日)
14:00~14:30
場所: しょうけい館1階 企画展示室
その他: 当日参加自由・無料

【証言映像上映】
日時: 会期中毎日 10:00〜17:00
場所: しょうけい館1階 証言映像シアター
その他: 鑑賞自由・無料

チラシをダウンロード
Related Contents

2018年