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館だより
 
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第177号 2018年5月16日号

「戦中・戦後の労苦を伝える戦後世代の語り部育成事業」報告(4月)

 

 ◆1期生「展示解説・ミニ講話・他」 2018年4月7日(土)
 今回の講義では、@語り部研修に対する質疑応答、A常設展示の解説、Bミニ講話の発表を行いました。
 @語り部研修に対する質疑応答:「語り部として、どのレベルまで到達するべきなのか」「語り部として研修を終えた後はどのような活動を行うのか」、などの質問に講師が答え、今後の活動の方向性を明示しました。
 A常設展示の解説:2階の常設展示の展示解説を行いました。研修生からは、「館内の説明を改めて聞くことで新たな発見があり、大変勉強になった」との感想が出ました。
 Bミニ講話の発表:研修生1名がミニ講話の発表を行いました。聞き手の年齢を絞るという工夫をしており、何を伝えるかが明確になっていました。

 ◆2期生「証言映像 〜内容紹介〜」 2018年4月14日(土)
語り部の必要性と部位別証言映像の視聴
 語り部にとって必要な知識の講義を前半に実施し、後半は部位別証言映像の視聴を行いました。講義では、開館当初と現在の資料収集法に関する違い、現代史(文献資料や館が扱っている証言映像など)の資料について、年代別で戦傷病者について解説しました。
 研修生からは、講義の資料収集の来歴について非常に興味深く感じた、との意見が出されました。

 


展示解説風景(1期生)


映像試聴風景(2期生)