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館だより
 
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第180号 2018年6月15日号

平成30年度地方展 しょうけい館(戦傷病者史料館)‐長崎展‐

 

 終戦から73年が経過し、戦後生まれの世代が大多数となり、戦争を体験し戦後を生き抜いてきた世代が少数となってきています。
 戦争体験と一口に言ってもその実情はさまざまですが、戦傷病者の方の中には「自分が死ぬまで傷痍軍人」と言う人もおり、戦後もさまざまな苦労と共に生きてこられた方がおられます。
 そのような労苦を、より多くの方々に理解していただき、戦争を知らない次の世代への継承を図るため、しょうけい館では地方展を実施しています。

 今回は長崎展として6月30日より開催いたします。
 展示会では、九州地方各地の戦傷病者とそのご家族から寄贈された資料の展示や、当館が長崎県で収録した戦傷病者の証言映像を上映します。
 また、全国の傷痍軍人会の中で唯一現在も活動を続けている「長崎県傷痍軍人会」について紹介します。

 みなさまのご来場をお待ちしております。

 

展示会詳細


 
期: 平成30(2018)年6月30日(土)〜7月8日(日)
場: 長崎歴史文化博物館 企画展示室
(〒850-0007 長崎県長崎市立山1丁目1番1号)
入場料: 無 料
開館時間: 10:30〜18:00
催: しょうけい館(戦傷病者史料館)
催: 長崎県傷痍軍人会
援: 長崎県、長崎県教育委員会、長崎市、長崎市教育委員会