長崎で収録した証言映像を1階の情報検索コーナーで公開します。今回は、戦傷病者1名と今も活動をしている長崎県傷痍軍人会を日本傷痍軍人会の歩みとともに収録した証言を交えて制作しました。ぜひご覧ください。

「戦場体験が生んだわだかまり」25分27秒

あらすじ

 昭和14年、三菱造船所に就職、飛行機用魚雷の製作に携わった。卒業後、第一航空情報連隊第4中隊に入営、通信兵となる。釜山上陸後、飛行場で爆撃を受け受傷する。マラリアも併発。終戦後、病院船で復員し佐世保検疫病院に入院。昭和22年頃、三菱へ復職。その後、結婚するも右脚の痛みが数年続く。自分たちがケガを負ったおかげで今日の日本があると胸を張る。


長崎市内を望む

「傷痍軍人たちの戦後」46分51秒

あらすじ

 日本傷痍軍人会の設立から解散、その後も独自に活動をしている長崎県傷痍軍人会の現在までを紹介。その中で、戦傷病者とそのご家族からのコメントを交えている。戦後の混乱期、高度成長期そして昭和から平成を通した時代背景の中に、一人ひとりの戦傷病者の労苦があったからこそ、活動拠点となった傷痍軍人会の姿が浮かぶ。長崎県傷事務局長は決意を語る。「会員が最後の一人になっても頑張りたい。」


長崎県庁
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2018年