令和3年3月
館長就任のご挨拶
しょうけい館 館長
原 剛

 この度、故奥野義章館長の後任として第4代しょうけい館館長に就任いたしました。
 しょうけい館が開館して15年の月日が経ちましたが、私は館の設立準備段階から検討委員として関与させていただき、開館後も運営にかかる有識者会議のメンバーとして館の活動を外から応援してまいりました。
 これからは、館長として館の活動をより活発化させたいと思っています。
 戦後75年余りが経過し、戦争の実体験を語ることができる方は僅かになってしまいました。
 この平和な日本を維持し続けるためにも、先の大戦で傷つき病に倒れた方々の労苦を語り継いでいく活動はますます重要になってきています。
 開館以来の方針を受け継ぎ、戦傷病者等が体験した戦中・戦後の労苦を後世に語り継ぐため、微力ではありますが誠心誠意努める所存です。
 ご指導ご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


略歴

1937年香川県生まれ。防衛大学校卒
元防衛省防衛研究所戦史部主任研究官、前軍事史学会副会長、現同会顧問
著書『幕末海防史の研究』、『明治期国土防衛史』、共編『南京戦史資料集』など
戦傷病者等労苦継承事業開始当初より、委員としてしょうけい館の開館、運営に関与

  1. 戦傷病者等労苦継承事業調査検討委員等(H13~)
  2. しょうけい館運営専門委員会委員(H18~)
  3. しょうけい館運営有識者会議構成員(H25~H29)
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