『軍医団雑誌』は、医学に関する学問機関として陸軍により設置された「陸軍軍医団」によって刊行されていた医学雑誌です。その中身は、軍医によって執筆された医学論文、海外の研究の翻訳等で構成されており、明治から戦中期までの軍隊で行われていた治療の状況や当時最新とされていた医学研究について知る事ができます。また、軍医の叙任や辞令も掲載されているため、当館にもよく御問い合わせ頂く、軍医をされていたご家族の経歴調査の参考にもなります。
今回は、当館で収蔵している明治31年から明治36年までの『軍医学会雑誌』(第90号〜第140号)、明治42年から大正14年までの『軍医団雑誌』(第1号〜第150号)のデジタル化を行いました(ただし一部に欠号があります)。
医学雑誌なので少々取っ付きにくい所もありますが、戦争で怪我や病気になった人の治療をどのように行っていたのかを詳細に知る事のできる貴重な資料となっております。戦傷病者の歴史のみならず、医学史の調べ物にも役立つ資料ですので、広く皆様にご利用頂ければ幸いです。
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