館だより第236号にてご紹介した館内情報検索端末での文献資料の閲覧機能について、新機能の追加をお知らせします。『日傷月刊』の目次情報は、昨年時点では第1号から第133号までの限られた範囲でしか登録できておりませんでしたが、この度、最終号である第720号までの全ての号の登録が完了しました。
これにより、『日傷月刊』閲覧の際に一ページずつめくる必要がなくなり、見出しの一覧を見る事で掲載されている記事の概観がつかみやすくなりました。また、キーワード検索が可能なので、探している記事がはっきりしている場合にはスピーディーな閲覧が可能です。
利用方法の実例として、パラリンピックに参加した戦傷病者について調べるために、『日傷月刊』で「パラリンピック」関連の記事が掲載されているページを探す方法を以下にご紹介します。
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@トップページで「文献資料」を選択
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A「書名・ことばから探す」を選択
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B「日傷月刊 パラリンピック」と 入力して検索
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C一覧から「日傷月刊縮刷版」を選択
※キーワードを含む記事がないときには表示されません。
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D書誌情報と紙面の画像が表示されます。 「拡大する」を押すと全画面で表示されます。
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E全画面表示
左端の目次を選択すると該当のページにジャンプします。
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F画面左上の「パラリンピック」ボタンを押すとページが絞り込めます。
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G目次の一覧が「パラリンピック」関連の記事全5件に絞り込めました。
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『日傷月刊』は、日本傷痍軍人会の機関紙として1953年から2013年までの長期にわたって発行され、戦傷病者の置かれていた社会状況を示す貴重な資料となっております。戦傷病者の歴史のみならず、障害者福祉や昭和史の調べ物にも役立つ資料ですので、広く皆様にご利用頂ければ幸いです。
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