ホーム/ 内容紹介/ DVD Vol.28
内容紹介

当館では、証言映像“戦傷病者の労苦を語り継ぐ”を収録しております。これらは、戦争で傷つき、病に倒れた多くの戦傷病者とそのご家族が体験した労苦を現在に語り継ぐ貴重な資料映像です。当館1階の証言映像シアターで約1ヶ月ごとに入れ替えて上映するとともに、情報検索コーナーでも自由に閲覧できます。
また、DVDの団体貸出も無料で行っています。お気軽にお声がけください。

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28−01

戦傷病者のあゆみと傷痍軍人会(30分30秒)

昭和15年1月に現役兵として満洲の阿城重砲兵連隊に入隊。昭和17年10月、分隊長として演習に参加していた際に砲を運搬する牽引車が転倒し、脊椎骨折と左足挫傷のけがをおう。その後、病院に転送され、大阪の病院に入院中、同じ傷病兵である患者のために音楽会を企画、慰安演芸会を開催した。その後も入院先の病院で患者自治会を立ち上げるなどの活動に従事した。戦後、傷痍軍人の互助組織団体を結成し、昭和27年11月の日本傷痍軍人会の結成にも参加、その後は国会対策委員長や戦傷病者史料館の設立に奔走し、同館初代館長を務めた。