ホーム/ 内容紹介/ DVD Vol.33
内容紹介

当館では、証言映像“戦傷病者の労苦を語り継ぐ”を収録しております。これらは、戦争で傷つき、病に倒れた多くの戦傷病者とそのご家族が体験した労苦を現在に語り継ぐ貴重な資料映像です。当館1階の証言映像シアターで約1ヶ月ごとに入れ替えて上映するとともに、情報検索コーナーでも自由に閲覧できます。
また、DVDの団体貸出も無料で行っています。お気軽にお声がけください。

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33−01

死んで花実が咲くものか(24分09秒)

海軍に入団して硫黄島に上陸後、通信兵として蒸し風呂状態の地下壕に入る。炸裂した至近弾で受傷し、米軍の捕虜となった。米本土に渡った捕虜は60人程度。戦後日本に帰る。右手の欠損部分の神経を抜いていないため先端は過敏な状態。仕事は二次試験で落とされた。手が原因だった。東武へ入社し、定年まで勤めた。米軍に救われたことを感謝。

33−02

通信兵の見た硫黄島(19分43秒)

生還した通信兵が見た玉砕の島「硫黄島」の紹介。上陸前の艦砲射撃の激しさ。米軍上陸前にフラッグマンが海岸にレッド・イエロー・ブラックと立てた旗を目印に部隊が上陸。各部隊単位で掘った壕は18キロ。縄張り意識が高く、他の兵が壕に入ることはさせなかった。異常な環境下、硫黄島で受傷し意識を失い米軍の捕虜になった証言。