当館では、証言映像“戦傷病者の労苦を語り継ぐ”を収録しております。これらは、戦争で傷つき、病に倒れた多くの戦傷病者とそのご家族が体験した労苦を現在に語り継ぐ貴重な資料映像です。当館1階の証言映像シアターで約1ヶ月ごとに入れ替えて上映するとともに、情報検索コーナーでも自由に閲覧できます。
また、DVDの団体貸出も無料で行っています。お気軽にお声がけください。
![]() |
42−01 |
戦場体験が生んだわだかまり(25分27秒) |
昭和14年、三菱造船所に就職、飛行機用魚雷の製作に携わった。卒業後、第一航空情報連隊第4中隊に入営、通信兵となる。釜山上陸後、飛行場で爆撃を受け受傷する。マラリアも併発。終戦後、病院船で復員し佐世保検疫病院に入院。昭和22年頃、三菱へ復職。その後、結婚するも右脚の痛みが数年続く。自分たちがケガを負ったおかげで今日の日本があると胸を張る。 |