当館への資料寄贈について(お願い)

 当館への日頃のご支援とご協力について感謝いたしております。
 この度、本年11月30日付けにて国から委託され当館を運営する(財)日本傷痍軍人会が解散し、12月1日より新団体(国の公募により選定中)が運営することとなります。この事態をふまえ、ご寄贈された資料を(財)日本傷痍軍人会から国に寄付する事となりました。
 したがいまして、今後は運営団体に変更があっても、資料は国により適確に、かつ永続的に管理されることとなります。
 これにより、皆様にこれまでどおり安心して資料のご寄贈をお願いする次第です。
 なお、資料は国に寄付することとなるため、寄贈となりますので、ご承知願います。
 今後とも、皆様方のご支援と協力をお願い申し上げます。

平成25年7月12日 しょうけい館 館長

実物資料と図書

 しょうけい館では、戦中・戦後の戦傷病者及びそのご家族の労苦を伝える資料の収集・保存・展示を行っています。これまでにも、全国の方々から、多くの実物資料や図書をご寄贈いただきましたが、現在も資料収集を行っています。
 これらの実物資料や図書を所蔵されている方がおられましたら、ご協力を賜りたくお願い申し上げます。(収集資料の一例は裏面参照)ご協力をいただける方は、まずは、しょうけい館までその旨ご一報下さい。
 ご寄贈資料は資料の登録整理等の手続きが済み次第、館内情報検索コーナーのパソコンにてご紹介しています。多くの方からの情報をお待ち申し上げております。

資料の受付にあたって

  1. 実物資料の場合には名称や点数や大きさ、使用年代などの状況を確認させていただいたうえで、受入方法など詳細については担当から連絡させていただきます。
  2. 資料が大型あるいは大量にある場合には、別途ご相談させていただきます。
  3. なお、収集済みの資料や、また当館の趣旨にそぐわないものについては、ご意向に沿いかねる場合がございます。
  4. また、ご寄贈されました資料が展示される時期などは当館にお任せ願います。

このような資料を探しています。(一例)

01戦傷病者の受傷病の様子を伝える資料
  1. 負傷当時身につけていた物品(被弾痕や血痕のある衣類、軍装品、摘出弾 など)
  2. 戦中の受傷病の様子を伝える当時の記録資料(受傷や罹病の証明書類、従軍メモ など)
02 戦傷病者の治療・療養の様子を伝える資料
  1. 戦争中の軍の医療器具(治療器具、薬品類 など)
  2. 戦傷病者に戦争中に支給された物品(義肢・義眼・補装具、杖、優待券、慰問品 など)
  3. 治療・療養の様子を伝える記録資料(診断書、病床日誌、療養記録 など)
  4. 職業訓練・社会復帰の様子を伝える資料(リハビリ用器具、訓練日誌、表彰状 など)
03治療・療養の様子を伝える資料

義肢・義眼・補装具類、断端袋、靴、杖その他日常生活で活動しやすいように工夫して作った器具や衣料、症状経過書、患部の写真、療養記録・写真・日誌 など

04社会的・経済的な苦労を伝える資料

義肢・義眼・補装具類、断端袋、靴、杖その他日常生活で活動しやすいように工夫して作った器具や衣料、症状経過書、患部の写真、療養記録・写真・日誌 など

05精神的な苦労を伝える資料

手記・日記、短歌や俳句、戦傷病者相談員の相談記録など
以下の記録資料は、上記の内容を伝えるものであれば、とりわけ広く収集しています。
例えば、写真、絵画・書画、スケッチ、日記・手記・メモ、手紙・葉書、体験記(自分史)、短歌や俳句などの作品 など。

「資料収集のお願い」

こちらをダウンロードして印刷記入お願いします。

問い合わせ・各資料送付先

しょうけい館(戦傷病者史料館)事務局
〒102-0073
東京都千代田区九段北1-11-5 グリーンオーク九段2階
Tel:03(3234)7821 Fax:03(3234)7826
Url:www.shokeikan.go.jp

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