平成31年3月12日(火)から5月6日(月)まで、春の企画展「〝想い〟を込めて~作品からみる戦傷病者~」を開催いたします。
展示内容
戦傷病者は人生のさまざまな局面で多様な作品を残しています。本展では、当館所蔵の資料を中心に戦傷病者の作品を紹介します。各々の戦傷病者が自身のハンディを抱えながら作り上げた作品の数々…。
両眼受傷者が高齢となり、周囲の人たちに感謝の想いを綴った書。左腕受傷者が戦争体験の想いを込めて彫った仏像。ハンセン病発症者が道具の無いなかで作り上げたトランク等、そこには戦中・戦後に体験したさまざまな 〝想い〟が込められています。
戦地へ赴き、受傷や発症によってその後の人生が大きく変えられてしまった戦傷病者の作品を通して、戦中・戦後の労苦を乗り越えようとした〝想い〟を感じ取ってください。
展示資料
![](https://shokeikan.go.jp/_cms/wp-content/uploads/2023/10/196news01.jpg)
両眼受傷者が書いた書
![](https://shokeikan.go.jp/_cms/wp-content/uploads/2023/10/196news02.jpg)
左腕受傷者が彫った仏像
![](https://shokeikan.go.jp/_cms/wp-content/uploads/2023/10/196news03.jpg)
ハンセン病発症者が道具の無いなかで作ったトランク