昨年、戦後70年の節目を迎え、戦後生まれの世代が大多数となり、戦争を体験し、戦後を生き抜いてきた世代が10%以下となってきています。戦争体験と一口に言ってもその中身は様々ですが、戦傷病者の方の中には「自分が死ぬまで戦争は終わらない」と言うほどに、戦後も大変な苦労と共に生きてこられた方が多くおられます。
そのような労苦について、国民への理解を深め、戦争を知らない次の世代への継承を図るため、しょうけい館では地方巡回展を開催しています。
平成28年5月は、福島県にて開催します。
展覧会では、福島県内各地の戦傷病者とそのご家族および福島県傷痍軍人会から寄贈された資料の展示や、当館が収録した福島県の戦傷病者の証言映像を上映します。
みなさまのご来場をお待ちしております。
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