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館だより
 
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第141号 2016年11月11日号

■地方展「しょうけい館(戦傷病者史料館)−名古屋展−」レポート

 

 10月26日〜30日の5日間、名古屋市博物館のギャラリー第5・6室において 地方展「しょうけい館(戦傷病者史料館)-名古屋展-」を開催しました。
 隣のギャラリー第7室では平和祈念展示資料館による「平和祈念展in名古屋」も同時に開催され、戦傷病者・シベリア抑留者・引揚者など様々なテーマの資料を紹介しました。また、昭和館による「もっと知りたい!戦中・戦後のくらし」(桜華会館・名古屋市内)とも連携し、愛知県の人々の労苦、戦中・戦後の愛知県での出来事をより幅広く、ご来場の皆様にお伝えしました。
 さらに会期中には、戦傷病者やその妻の方々もご来場くださいました。大切にされていた義眼を寄贈していただいたり、また他の来場者の方にご自身の経験を語られるなど、貴重な機会となりました。
 
<展示室>  

 
 

<来場者の声>
◆ 書物や文献等からでは得られない具体的な道具(資料)などの展示が
  わかりやすく興味深かった。(60代男性)
◆ 地元の方のお話し、とても身近に感じた。また知ることへの責任を
  感じた。(50代女性)
◆ 父も経験しており写真は見たことがあるが、鉄砲玉(摘出弾)とか義足等の
  現物資料が多くてよくわかった。(60代男性)
◆ 子供も連れてきましたが、心に響くものがあったようです。(40代女性)