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館だより
 
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第196号 2019年2月14日号

平成30年度 春の企画展を開催いたします。

 

 平成31年3月12日(火)から5月6日(月)まで、春の企画展「想い≠込めて〜作品からみる戦傷病者〜」を開催いたします。

 

《展示内容》
 戦傷病者は人生のさまざまな局面で多様な作品を残しています。本展では、当館所蔵の資料を中心に戦傷病者の作品を紹介します。各々の戦傷病者が自身のハンディを抱えながら作り上げた作品の数々…。
 両眼受傷者が高齢となり、周囲の人たちに感謝の想いを綴った書。左腕受傷者が戦争体験の想いを込めて彫った仏像。ハンセン病発症者が道具の無いなかで作り上げたトランク等、そこには戦中・戦後に体験したさまざまな 想い≠ェ込められています。
 戦地へ赴き、受傷や発症によってその後の人生が大きく変えられてしまった戦傷病者の作品を通して、戦中・戦後の労苦を乗り越えようとした想い≠感じ取ってください。


戦傷をのり越えて描いた日々 チラシダウンロード
1.4MB

《展示資料》


両眼受傷者が
書いた書


左腕受傷者が
彫った仏像


ハンセン病発症者が
道具の無いなかで作ったトランク