3月に入り日増しに春らしい陽気となってきました。
しょうけい館では、3月17日(木)より春の企画展「ひたすらに、ひたむきに生きて半世紀-戦傷病者とその家族が語る人生の歩み-」を開催しております。
本展は、「終戦の混乱期」、「戦後復興期」、「高度成長期」、「さまざまな時代」を乗り超えてきた戦傷病者とその家族の人生を、証言者の関連資料や新規に制作した証言映像などによりご紹介いたします。
そして、春の企画展の関連イベントとしまして、4月23日(土)に体験者による講演会を開催します。講師には、昭和18年に15歳で海軍に入団し、昭和20年に大阪湾での駆逐艦櫻の沈没により右足を負傷された西部喜久市氏をお招きします。西部氏には「いま、語り伝えたいこと」というテーマで、海軍時代の思い出、生死の境にあった受傷体験、そこから再起に至る苦悩の軌跡等お話いただきます。当日は、西部氏の証言映像も上映しますので、映像と併せて西部氏が今伝えたい貴重なメッセージをどうぞお聴き下さい。
なお、会場の都合上定員は40名とさせていただきます。既に申込受付を開始しておりますが、まだ席に余裕がございます。入場・参加無料ですのでお早めのお申し込みをお待ちしております。
もうすぐ桜の季節となり九段界隈はお花見のお客様で賑わいます。九段にお越しの際は「しょうけい館」にも是非お立ち寄り下さい。

日時:4月23日(土)14:00~15:30
会場:当館1階 証言映像シアター
申込:03-3234-7821(しょうけい館事務局)

 

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2011年