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館だより
 
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第156号 2017年6月23日号

「戦中・戦後の労苦を伝える戦後世代の語り部育成事業」第九回講義の開催

 

 2017年6月11日の語り部育成研修は、昭和館研修生と合同で話法研修「聞かせるから感じさせるへ」を開催しました。
 人に伝わりやすい声をだすための「声のスタミナアップ」講習、実技として自身の現在の声を知るための朗読、声のボリュームアップをするためのストレッチ・エクササイズを講師の指導のもとで行いました。声は「出すもの」ではなく相手に「飛ばす」もの、姿勢を良くすれば、自ずと良い声が出る、という講師の言葉に皆、真剣に耳を傾けていました。
 研修生は、最初は戸惑いつつも最後には「自分では全く気づかなかった「声」に注目できてよかった」などの感想がありました。
 今回は直接、戦傷病者に関するものではありませんが、語り部として人に伝える「話法」について体験してもらいました。    

 


講習風景


実技風景