終戦から72年が経過し、戦後生まれの世代が大多数となり、戦争を体験し戦後を生き抜いてきた世代が1割を切っています。
戦争体験と一口に言ってもその中身は様々ですが、戦傷病者の方の中には「自分が死ぬまで戦争は終わらない」と言うほどに、戦後も大変な苦労と共に生きてこられた方が多くおられます。
そのような労苦について、多くの国民への理解を深め、戦争を知らない次の世代への継承を図るため、しょうけい館では地方展を開催しています。
平成29年度は、高知市で開催します。展示会では、高知県内各地の戦傷病者とそのご家族および香川県・愛媛県・徳島県から寄贈された資料の展示や、当館が収録した戦傷病者の証言映像を上映します。
みなさまのご来場をお待ちしております。
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