【お知らせ】しょうけい館は2・3階です。他の階はオフィスとなりますので立ち入りはご遠慮ください。

 戦後80年の節目を迎え、戦争体験者から当時の話を直接聞く機会が少なくなる中、戦争体験を語り継ぐ重要性が高まっています。当館の次世代の語り部による講話は、戦傷病者の戦中・戦後の労苦を語り継ぎ、戦争の悲惨さや平和の大切さについて語り伝えています。今回は、7月から12月に実施した講話会の内容についてご紹介します。


定期講話会

 毎月第2日曜日に、一般の来館者に向けて講話会を実施しています。7月から12月には、戦地で病気にかかった戦傷病者の話や、戦闘によって腕や脚を切断した戦傷病者の話、戦後の抑留生活での事故により片腕を切断した戦傷病者の話など、合計12回の講話をおこないました。また、9月から12月の講話会では、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団のキャンペーン「オールウェルカムTOKYO」に参画し、誰もが芸術文化に触れることができるような鑑賞サポートの一環として、語り部が使用する画像やスライドに講話内容の字幕を表示する取り組みを実施しました。

  
11月定期講話会の様子

特別講話会

 8月は夏の特別企画として、13日~15日の3日間連続で講話会を開催しました。12回、合計6名の語り部が講話を実施しました。戦後80年という節目の年であったため、例年よりも多くの方がご来館くださり、たくさんの方に講話をお聞きいただきました。


8月15日の講話会の様子

団体見学における語り部講話

 7月から12月は、94件の団体見学があり、そのうちご希望のあった14団体に講話を実施しました。学校の授業の一環や、職場の研修としてお申し込みいただきました。参加した方からは、「戦傷病者の方がどれほどの苦労を重ねて生き抜いたかが分かった」「戦争の恐怖や悲しみを自分ごととして身をもって感じることができた。」などの感想をいただきました。語り部からは、「聴講者の皆様が平和のために何ができるのか省みるきっかけをつくることができた」との声もあがり、今後の活動への力となっております。


語り部による講話の様子

派遣講話

 終戦から80年を迎えた8月を中心に学校・団体などへ語り部を派遣し、講話を実施しました。しょうけい館のことを全く知らなかった方にもご参加いただき、「実物の資料等が展示してあるしょうけい館に行ってみたい」との感想が多く寄せられました。また、国立ハンセン病資料館(東京都東村山市)のギャラリー展「戦争とハンセン病(7/198/31)」の関連イベントとして当館語り部による講話を実施しました。会場では、ハンセン病に関する展示も見学することができ、差別や偏見がもたらすに影響ついて広く知っていただける機会となりました。


国立ハンセン病資料館で講話をする当館語り部

Related Contents

2025年