佐賀・島根・近畿・岡山で収録した新たな証言映像を上映します。ソ連に抑留され、作業中の事故で右眼を負傷するも満足な治療を受けられないまま復員し、昭和40年頃に目から出血して失明した方(「酷寒・飢え・痛み そして再出発」)。
 ソ連の炭鉱事故で粉砕骨折となって膝下を失い、今でも「幻痛」に悩まされている方(「今日あることに感謝」)。戦争映画に「そんなに簡単に人間は死なない」と言った父の姿。そんな父の体験記をまとめて知った父の本当の思いを語るご子息(「体験記をまとめて知った父の想い」)。ニューギニア島ウエワクでオーストラリアの捕虜となり、カウラ収容所に移送。ここでハンセン病を発症し、復員でも味わう差別の苦しみ。帰国後、本名を捨てて偽名で生きなければならなかった方の胸中(「捕虜と隔離が打ち砕いた人生」)など、戦後を様々な思いで生き抜いてきた戦傷病者とご家族の映像を是非、ご覧ください。

会期:平成30(2018)年1月5日(金)~2月4日(日)

1月7日(日)と1月13日(土)の上映は午前中のみ

会場:しょうけい館1階 証言映像シアター
入場料:無料
開館時間:10:00〜17:30(入館は17:00まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)

証言映像DVDは団体貸出をしております。

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2017年